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【相続関連ニュース】元気高齢者が介護を救う?これからの介護の在り方について。

医療介護CBニュース - CBネットより抜粋しています。
「2500万人の介護資源「元気高齢者」

4月の介護保険法の改正を機に、地域資源を活用したインフォーマルな介護サービスの存在感が高まりそうだ。
中でも、約2500万人に達するとみられる「元気高齢者」に注目が集まる。
切れ目のない医療・介護サービスを、日常生活圏域に整備する「地域包括ケアシステム」。
改正介護保険法にも位置付けられた地域包括ケアシステムの基本的な考え方の一つとして、医療・介護従事者だけにとどまらず、高齢者本人による自助や、地域のボランティアなどによる互助の有効活用など、インフォーマルな介護サービスの広がりにも期待が寄せられている。
国がインフォーマルな介護サービスに着目しているのは、地域包括ケアシステムの実現を目指す2025年までに、増加の一途をたどる要介護者を支えられるだけの十分な医療・介護従事者の人材と、必要な財源を確保することが大きな課題になっているためだ。

十分な医療・介護従事者と財源を確保できなければ、具体的にどのような問題に発展するのか―。
既に問題は表面化し始めている。
総務省が行った「就業構造基本調査」(07年)によると、家族の介護や看護のために離職・転職した人は、06年10月までの5年間で56万7700人。
直近1年間では、前年同期比4割増の14万4800人で、過去10年間で最も多かった。
しかも、06年に2万5600人の男性が家族の介護や看護のために離職・転職しており、うち4割の1万600人が40―50代の働き盛りだった。
医療・介護の人材と財源の不足が拡大し続ければ、現役世代の労働力不足にもつながりかねない。
来年7月にも公表される同調査の結果の最新版では、「家族の介護を理由に離職・転職する人がさらに増える」と予測する関係者もいる。
こうした中、介護予防や地域のボランティア活動の活性化は無視できない要素の一つになりつつある。
中でも、時間と気力を持て余している元気高齢者が、インフォーマルな介護サービスの担い手になるメリットは大きい。
最大のメリットは、その母数の多さだ。
総務省の人口推計によると、65歳以上の高齢者の人口は、11年10月時点で2975万人。
このうち、要支援・要介護の認定を受けている高齢者は431万人(厚生労働省「介護給付費実態調査月報」11年10月分)となっている。
高齢者の14%が要支援・要介護の認定を受けているわけだが、逆に全高齢者の86%に当たる約2500万人が、認定を受けていない元気高齢者であるととらえることもできる。
また、年の近い高齢者であれば、要介護者の感性と近く、話題も合いやすいとの期待もある。
さらに、高齢者が積極的に地域とのかかわりを増やし、外出の機会を得ることで、介護予防につながると考えることもできる。
東京都が10年にまとめた「団塊世代・元気高齢者地域活性化推進協議会」の報告書では、地域活動が高齢者の生きがいを支える重要な要素になり得ることを強調した上で、NPO法人なぎさ虹の会(江戸川区)が有償で家事支援などを行う「助け合い活動」など、都内のさまざまな元気高齢者の活動を取り上げ、その有用性を訴えている。







いわゆる「老老介護」を慢性的な人材不足に陥っている介護業界の切り札にしようという考えですね。
昨今の介護における問題点のひとつに、働き盛りである40~50代が、親の介護のために仕事をやめざるを得ない現状があると思います。
総務省が5年ごとに実施している「就業構造基本調査」によると、介護を理由に退職する人は50万人に対し、厚生労働省の「2011年度雇用均等基本調査」によると、介護休暇制度の規定がある事業所(事業所規模5人以上)の割合は67.1%に上りますが、2010年4月1日から2011年3月31日までの間に介護休暇を取得した者がいた事業所の割合はわずか2.5%。
また、常用労働者(期間を定めずに、または1カ月を超える期間を定めて雇われている者)に占める介護休暇を取得した人の割合は、わずか0.14%と1%にも達していないのが現状です(男女別に見ると女性は0.22%、男性は0.08%)。
世間ではアベノミクスで「育児休暇の3年延長」などが訴えられていますし、育児休暇はずいぶんと取りやすい制度に育ってきている印象があります(とはいえ、妊娠を機に退職する人は6割もいますが)。
しかし妊娠を機に退職する人は20代から30代、私もそうでしたが出産したあとにまた就職することは充分に可能な年齢です。
しかし、介護を理由に辞める人は40代から50代。
かなり再就職の難しい年齢なわけで、この世代の雇用を守ることは育児休暇に匹敵するくらい重要なことと思います。
いわゆる「元気高齢者」が介護に積極的に参加してくれることで、辞めざるを得ない40代、50代が第一線を離れなくてもよくなることに期待したいものです。
しかしながら実際のところ、老老介護の現状はかなり厳しいものがあると思います。
介護の一番の難点は仕事の内容が重労働であることがあげられます。
子供を育てる保育であれば、抱っこが必要な赤ちゃんの重さはせいぜい10キロ程度。
それ以上になれば自分で歩けますから抱っこの必要はありません。
しかし介護の場合は大人ですから、どんなに軽くても40キロ、男の人になれば70、80キロ以上はあるでしょう。
正直、若くてもかなり大変です。
介護の現場では慢性的な腰痛も悩みのタネですが、こういった重労働に対しては一刻も早く「介護ロボット」の普及が期待されます。
介護ロボットは今でも開発は進んでいますが、やはりまだまだ値段的にはお手軽に購入できるレベルではなく、今後は国からの助成金なども期待したいところですね。
私は現在35歳、幸いにして両親は元気にしておりますが、子供がようやく手を離れた40代になる頃には介護が目の前に迫っているかもしれません。
今後も介護問題に注目していきたいと思います。