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【相続関連ニュース】シニアの心をつかむ微妙な心遣いがヒットのカギ?

日経電子版より抜粋しています。

「シニア」と呼ばないで。消費引っ張る年長者の本音

自分をシニアだと思いますか。
調査会社マクロミルの2012年集計によれば60歳以上の48%が「(シニアは)ふさわしくない呼び方」と回答し、60~64歳女性では63%に達した。
マクロミルの調査では「何歳に見られたいか」との質問に対し、60歳以上の24%が「実年齢マイナス6~9歳」と回答。
「マイナス10歳以上」が22%で続き、特に70歳代で多かった。
若く見られたいのにシニアと呼ばれる、そんなジレンマが透けて見える。
「65歳前後の団塊世代は戦前生まれの上の世代と比べて、会社勤めで都会暮らしの人が圧倒的に多い。
退職後のライフスタイルをそれぞれが見つけようとしており、従来の画一的な高齢者像は参考になりにくい」。
暮らしや消費の変化に詳しい電通総研の袖川芳之研究主幹は分析する。
袖川さんによればシニアという言葉が広まったのは2000年代前半で、当時は50歳以上を指すケースが多かった。
団塊世代の大量退職が始まった07年前後からは消費拡大も期待され、アクティブシニアという言葉が流行。
「選択眼はあるので、自分の世代に向けた商品・サービスだと少し遠回しに気付かせてほしい。
体に無理が生じるまではシニアと名指しされるのは嫌」。
4人に1人が65歳以上の時代。
思えば高齢者を想起させるシルバーシートの名称も次第に消え、プラチナ世代やグランド・ジェネレーションなど新しい言葉も生まれた。
年長者を表す言葉の変遷は時代を映す鏡なのかもしれない。
50~60代が中心の会員組織「クラブ・ウィルビー」の残間里江子代表の話では「年相応」という言葉に代表されるように、日本人は年齢と行動をリンクさせてきた。
国の制度や統計では65歳以上を高齢者と定義することが多いが、現代の65歳は若々しく意欲的。
ひとくくりに高齢者もしくはシニアと呼ぶには違和感がある。
会員の調査でも「いつまでも現役でいたい」「社会の一員でいたい」傾向が鮮明だ。
企業は現役とシニアに線引きをして販売戦略を立てがちだが、シニア向け商品と銘打つのは「あなたは年寄り」と伝えるのと同義。
私は「大人世代」と呼んでいるが、多様な人生に対するデリカシーが必要だ。







最近ではシルバーシートとは言わないのですね。
ではなんて言うかご存知ですか?
答えは「優先席」です。
以下ははてなキーワードより抜粋しています。
「シルバーシートとは公共交通機関における、高齢者・障害者の使用を優先とした座席。
1973年9月15日(敬老の日)、国鉄が首都圏の中央線快速電車にそのような座席を設置するにあたり、銀色の布地を用いて座席を区別し、「シルバーシート」と名づけたことが始まりである。
このことをきっかけに、「シルバー」という言葉で婉曲的に高齢者を指す用法が普及したともいわれる。
名称が定着した後は、座席の色はシルバーに限らなくなった。
全国のJRおよび一部私鉄で使用されていたが、2000年前後からは多くの事業者において高齢者・障害者・妊婦・乳幼児連れが幅広く使用できる「優先席」として、シルバーシートの概念及び名称を変更したため、現在はこの名称はほとんど使われていない。
従来から「優先席」または「優先座席」の呼称を使用していた事業者もある。」
なるほど、高齢者をシルバーと呼ぶようになったのは電車の座席がきっかけだったのですね。
しかしみなさんは電車の席に座っていて近くに高齢者らしきご年配の方がきた時に「席を譲ろうかな、どうしようかな…」と悩んだことはありませんか?
私は、この人に席を譲ったら逆に失礼かな…というくらい、お元気そうな高齢者の時に非常に悩みます。
実際、席を譲る時に「大丈夫です」と断る方もいらっしゃいますよね。
本当は、妊婦さんがカバンにつけているマタニティマークのように、席を譲ってもらいたいシニアにも、シニアマークをつけてもらいたいものですが、絶対に普及しないでしょうね。
車のシルバーマークとして知られているもみじマークもつけるのを嫌がる高齢者が非常に多いそうです。
シニア、特にアクティブシニアをターゲットにしたい場合のポイントは「老人はこうだ」という決めつけを無くす事から始める事です。
以前、このブログでも取り上げた事があるのですが、シニア向けのお弁当を開発していた時に、シニアは脂っこいものは食べないだろうといわゆる幕の内弁当のようなものを売り出そうとしたら、意外にも「たまにはトンカツが食べたい」という意見が多く、シニア向けのトンカツ弁当を発売したらヒットしたそうです。
このように、シニアは◯◯しないだろうとか、シニアは◯◯が好きだろうとか、そういったイメージの植え付けがアクティブシニア消費者には一番受け入れられないのだと思います。
とは言え、アクティブシニアは本当に幅が広いと言いますか、多様化していて難しい層でもあります。
今回の日経電子版の記事では、シニアに見られたくないからシニア割引を使わないという人の意見もありましたが、私の母(60代アクティブシニア)はシニア割引をよく利用しては「歳を取るのもいい事あるのよ~」なんて言っています。
ただ、通販で普通に商品を買いたいだけなのに年齢を聞かれる事は嫌なようで「なんで物を買うのに年齢を言わなくてはいけないの!」と怒る事もあります。
もちろん通販側はどんな年齢層がどんなものを買っているのかリサーチしたいわけですけど、まあそれは通販側の勝手な要望ですからね。
言いたくなければ言わなくていい、と言われるそうですが、聞かれる事自体にご立腹なようです。
つまり、シニア割引を使うなら年齢の必要性があるので言うのは構わないが、不必要に年齢を言いたくはない、という事らしいです。
難しいお年頃ですね。
この難しいお年頃のアクティブシニアの心をうまくつかむ事が出来れば、日本の消費は動くわけです。
中小企業の皆さんもいろいろ工夫して頑張りましょう。