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【相続関連ニュース】「葬祭学科」のエンバーマー、葬祭ディレクターってどんなお仕事?

朝日新聞デジタルより抜粋しています。

「死と向き合う日常 葬祭学科の門くぐる若者」

神奈川県のJR平塚駅近くのビル5階。
若い男女10人が、頭蓋骨(ずがいこつ)の模型の上に緑色の粘土を重ねていた。
日本ヒューマンセレモニー専門学校の「エンバーマーコース」の学生たちだ。
出身地は北海道から鹿児島まで幅広い。
自分の顔写真と鏡を見ながら、粘土で自分の顔を再現する授業。
「いろんな角度から何度も見るのが大事。
一つ一つのパーツの仕組みを理解して」と女性講師が声をかける。
彼らが学ぶ「エンバーミング」は、遺体を保全・修復する技術だ。
粘土での再現は、事故や病気、災害で損傷した遺体を修復するための基本になるという。
1年生の土屋友理奈さん(24)は元臨床検査技師。
病院で患者の生死に触れる中で、死後を支える仕事に興味を持った。
「医師や看護師は生きてる人を助ける仕事。
死んだ人を助ける仕事があっていいと思った」
同校への資料請求は東日本大震災を境に、1・5倍に。
広報担当の斎藤律子さんは「震災が若者に初めて死を意識させたのでは」。
同校は今年、「葬祭ディレクターコース」の定員も増やした。
「葬祭マネジメント学科」を設置する駿台トラベル&ホテル専門学校(東京)も同様だ。
小林史一教務部長によると、映画「おくりびと」(2008年)の影響で志願者数が倍増。
震災を機にさらに増加し、来年度への問い合わせは例年にない数という。
「以前は30~40代の転職組が目立ったが、今は高校卒業後すぐ入学する人も多い。
昔は(こうした仕事に)親が反対したもの。
死をタブー視してきた価値観は変わりつつある」という。

 

 

 

世の中にはまだまだ知らない職業というものがあるようです。
私はこの記事で初めて「エンバーマー」という職業を知りました。
というわけで、エンバーミングをウィキペディアより抜粋します。
『エンバーミング (embalming) とは、遺体を消毒や保存処理、また必要に応じて修復することで長期保存を可能にする技法。
日本語では死体防腐処理、遺体衛生保全などという。
土葬が基本の欧米では、遺体から感染症が蔓延することを防止する目的もある。
エンバーミングは、エンバーマー(遺体衛生保全士)と呼ばれる葬儀の専門の技術者や医学資格を有した医療従事者によって、化学的・外科学的に遺体を処理される。
具体的には、体内の血液と防腐液を交換したり、闘病でやつれてしまったお顔をふっくらさせて元気だった頃の故人の姿に近づけたりといった処置を行う。
日本ではエンバーミングの慣習や、これに関する法規制はない。
日本ではエンバーミングの作法は欧米とは異なるが、病院等で死亡した場合遺体は即時看護師らによって処置が行われるため、欧米と比較すると腐敗や感染症のリスクは低い。』

記事にもあった日本ヒューマンセレモニー専門学校の「エンバーマーコース」がいったいいくらくらいするのか、HPより抜粋しました。

エンバーマーコース
入学金150,000円
授業料年額480,000円
実習費年額200,000円
施設費年額150,000円
維持費年額5,000円
合計985,000円

別途制服代金32,000円
教科書代金158,000円
施設外実習費300,000円
合計490,000円

一年間の学費が約150万円ですね。
決して安くはありませんが、そのカリキュラムをみてみると、具体的なエンバーミングの実習だけでなく、葬儀実務や接遇マナーなど24科目も学ぶようです。
主な就業先を見ると、全国各地の大手葬儀社がずらりと並んでいました(すばる会計事務所の提携先であるセレモアつくば様もの名前もありました)。
エンバーマーという職業はまだ日本ではそれほど馴染みはありませんが(もしかしたら私が知らなかっただけかもしれませんが)手に職をつけたい人にとっては良いかもしれません。

そして記事にあったもうひとつの職業、葬祭ディレクターについてまたまたウィキペディアより抜粋しました。
『葬祭ディレクターとは、葬祭業界に働く人に必要な知識と技能のレベルを示す称号である。
葬祭ディレクター技能審査協会が実施する葬祭ディレクター技能審査(厚生労働大臣が認定する技能審査のひとつ)に合格することにより認定される。
葬祭業の従事に当たってこの資格取得の義務はない。』

日本ヒューマンセレモニー専門学校
フャーネラルディレクターコース
2年合計2,218,000円

駿台トラベル&ホテル専門学校
葬祭マネジメント学科ビジネスステップアッププログラム
合計1,642,000

日本ヒューマンセレモニー専門学校のフューネラルディレクターコースは、葬祭ディレクター教会の認定する葬祭教育機関であるため、2年生には「葬祭ディレクター技能審査2級」の受験が可能だそうです。
厚生労働大臣が認定する技能試験であるとはいえ、美容師のように入社するのに必要不可欠なものでもない割に高額な学費ではありますね。
しかしそのカリキュラムを見ると、葬儀の実務以外にもフラワーデザインや接遇マナー、一般教養なども学べるようです。
特に接遇マナーなどは、一般の大学でもぜひ社会人になるための一般教養としてぜひ学んできてほしいものです。
少子高齢化が進む現代の日本においては、ブライダルよりは葬祭ディレクターのほうが将来的には有望かと思われますが、ただ葬儀は24時間365日、日中だけでなく深夜にも発生する体力勝負な業界でもあります。
また、人の死にも立ち会わなくてはいけないデリケートな仕事でもあり、本当にこの仕事をやりたいと思う強い気持ちは必要になってくるかと思います。
ぜひ、人の死の悲しみを共感してくるような気持ちの優しいエンバーマーや葬祭ディレクターが増えてくれることを願います。