入選作品発表3月 納骨(お墓) | 相続税の相談なら相続サポートセンター東京【関東一円対応!相続税の専門家】
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入選作品発表3月 納骨(お墓)  

3月の選評

当世、納骨・お墓事情を句から窺い知ることが出来ました。
墓石の高価なこと、遠方で大変なこと、樹林葬、散骨のこと、永代供養のこと、夫(妻)そして姑と一緒の墓は「ノー」だという思い等々、現実に直面した現代お墓事情、死んだ後のことだからと「スッキリ」割り切れない思いが交錯していました

選評(内田博柳:台東川柳人連盟理事長)

3月の作品


【優秀賞】

孫と飲む夢は墓前で叶えられ   まこっちゃん

(コメント)
孫が二十歳になって祖父との約束を墓前で果たしました。
(内田先生のコメント)
「墓前で叶えられ」のフレーズは哀愁と子孫への期待。


散骨の値段を聞いて墓にする   りのんぱ 

(コメント)
父は死んだら海にまいてくれなんて言うのですが、値段を調べたら船をチャーターしたり、結構費用がかかるんですよね。
(内田先生のコメント)
この句の生命は発見


共白髪同じ墓とは限らない   やじろべー 


(コメント)
仲睦まじい夫婦でも、どちらかが残されたあとには意外な展開があるかも知れません。
(内田先生のコメント)
「翁と媼」世間ではそんな目でみているのですかね。
どっこいそうは・・・。




【佳作】
  
せわしなくやや事務的に納骨す   さとやん 

(コメント)
薄情な人間の現実的な行動


初彼岸コーヒーカップ墓に上げ   本間多美子

(コメント)
昨年末亡くなったコーヒー好きな妹のお墓詣りに行った。
なみなみと入ったコーヒーカップをそっと置いて手を合わせた。


約束を交わした言葉同じ墓   久井トヨ子 

(コメント)
結婚をした当時は同じ墓で良いと思うけど、振り返れば苦労多き人生、何度別れようかと思ったけれど、先に死んでしまった人、まあいいか一緒でとも思う此の頃。


墓立てる金も残さず逝った父   夢芝居 

(コメント)
遺産など残さないのが一番いいことです